「忙しすぎて絵を描けない」実は、気のせい?
みなさん、忙しいですか?

現代人は何かと忙しいです。かくいう私も、
絵を描くこと
会社の仕事のこと
家のこと
子どものこと
ブログの執筆
町内会のこと
etc・・・・
やることだらけで、目が回りそうです。
しかしその忙しさは「気のせい」だと言われたら、どうでしょう。
「何も知らないくせに、適当なこと言うな」と思いますよね。おそらく私も、そう思うでしょう。
全てのケースがそうではありませんが、実はほとんどのケースで「気のせい」なんです。
忙しさの幻想について知っておけば、多忙で目が回りそうな時でも、楽観的に周りを見ることができるようになります。現代人を取り巻く環境について、一緒に考えてみましょう。
江戸時代以前と今の違い
例えば、江戸時代以前を想像してみてください。

米を炊くには、米と水が必要です。水道なんてもちろんありません。井戸や川から汲まないといけません。
燃料も、ガスや電気なんてありませんから、マキを集めて火をつけていました。
掃除をするにも、ほうきとちりとり、雑巾で手作業です。掃除機もルンバもありません。
洗濯をするにも、全自動洗濯機なんてありません。川辺や井戸端で洗濯板を使い、ごしごししていました。
江戸(東京)から大阪へ行くには、現代なら新幹線で数時間ですが、当時は徒歩です。しかも大きな川には橋がかかっていませんでした。渡し舟に乗って渡っていましたが、天候が悪ければ良くなるまで待つしかありませんでした。
連絡方法も、現代でしたらメールや電話で一瞬です。しかし当時は郵便もなく、飛脚に頼んで数日はかかりました。
現代人の忙しさの本質
現代社会は、昔の人から見たら、魔法のように便利な世界です。時間短縮が当たり前です。それなのになぜ現代人は、忙しい・時間がないと感じてしまうのでしょうか?
①好きなことなら忙しくない
あなたが会社員で、本日中に仕上げるべき仕事が5つあったとしましょう。その時あなたは「忙しい」と思うはずです。
一方あなたが旅行中で、本日中に見たい観光予定地が5つあったとしましょう。その時あなたは「なんて充実した旅行なんだ」と思うはずです。「忙しい」とは思わないでしょう。

たとえやることが多くても、それが好きなこと、楽しいことなら、「忙しい」とは思わないのです。
②仕事ができる人と思われたい?
やることがたくさんあって、上手に優先順位をつけてテキパキこなしていく、仕事ができる優秀な人ってすごいですね。あこがれますね。
忙しくしていないと「仕事ができない無能な人と思われるかも」と思い、自分で自分をどんどん追い込んでいませんか?
実は19世紀~20世紀のヨーロッパの富裕層は「ヒマであること」が一種のステータスだったそうです。
③本当に必要な作業?
今やっていること、本当に必要不可欠な作業なのでしょうか。
特に必要でもないけれど、ショート動画を見始めたらつい見てしまい、1時間も2時間も経ってしまった、なんてことありませんか?
ゲームが趣味で1日数時間やっているけれど、毎日ゲームをしないと○んでしまうのでしょうか?そんなことないですよね。
会社で時間をかけて作成した会議資料、お疲れさまでした。しかしその会議、本当に必要な会議でしょうか?会議のための会議になっていませんか?
もちろん、本当に必要なこともあります。ですが自分のしていることを意識してふりかえると、惰性でなんとなくやっていることって、案外多いものです。
対策法
そう言われても、なんだかんだと忙しいと思ってしまうこの状況、何とかするにはどうしたらいい?と迷うのが普通です。
対策法を試してみましょう。
①思い切り休む
人間の集中力は長時間続きません。(一部の特殊な人は除きます)せいぜい90分程度と言われています。
集中力が切れてしまっているのにダラダラ仕事を続けていても非効率です。そんな時は、10分程度でよいので、自席を離れてリフレッシュした方が効率が上がります。

この時大切なのは、すっぱり完全に離れることです。席を離れたとしても、頭の中は仕事のことをぐるぐる考えているようでは、リフレッシュになりません。
そんなことしていたら「さぼっている」と思われるじゃないか、という意見もあるでしょう。
オンとオフをきっちり切りかえ、オンの時は集中し、これまでよりも短時間で結果を残すようにしましょう。
②人に頼る
1人の力は小さなものです。ですが、仲間と協力することでいろいろなことができるようになります。
小さい子どもを保育園に預け、会社で頑張っているとき、「お子さんが熱を出したから迎えに来てください」と連絡があったらどうしますか?
できればすぐに保育園に迎えに行きたいですね。

しかしなんでも自分ひとりでやろうとし、仕事を抱え込んでしまうタイプの人は、急いで目の前の仕事を片付け、周りの人の迷惑を最小限にして保育園に迎えに行こうと考えます。
しかし、事情を説明すれば分かってくれる人はいるはずです。会社の仕事はその人に託して、さっさと迎えに行ってもいいのです。
会社の仕事には代わりはいますが、親の代わりはいないのです。
③完ペキを目指さない
完ペキを目指すと、時間と労力が増えます。
9割程度を自力で完成させ、最後の1割は他人にお願いし、やってもらう方が効率的です。そしてその仕事の功績はその人に譲ってしまう、ということができればさらに理想的です。

そんなことしたら、自分の評価が上がらないのでは?と思う方もいるでしょう。
会社という組織の中で、他人を蹴落としてでも出世したい、そういう人は蹴落としてでも頑張りましょう。
ただ、時代は変わっています。現代はそういう時代ではありません。自分だけが出世し、稼ぎ、幸せになろう、という考え方は、ある程度までいったら成長が止まってしまうことが多いです。
みなで一緒にがんばっていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
忙しいのに、無理して「気のせいだ」と考えても本質的な解決にはなりません。やらなくてもいいこと、優先度の低いこと、人にまかせること、完ペキに仕上げないこと、ちょっとした気づきがあれば忙しさは回避できます。
ほんとうにやりたいことを思う存分やるために、忙しさの幻想にとらわれないようにしましょう。

