西大平藩陣屋

2010年9月作 西大平藩陣屋
450×320 HOLBEIN DRAWING INK ケント紙
寛延元年(1748年)、名奉行として有名な大岡忠相公が、三河国の宝飯・渥美・額田の3郡4,000石を加増され、西大平1万石の大名となり、西大平に陣屋を設置しました。これが西大平藩の始まりです。
この時大岡忠相公は72歳。所領は関東各地に分散していて、忠相公が西大平に来ることはなかったそうです。大岡家は参勤交代のない定府大名であったため、家臣団のほとんどは江戸藩邸に住んでいました。西大平藩にいた家臣は多くて10人程度だったと言われています。