本宿陣屋代官屋敷

2009年9月作 本宿陣屋代官屋敷
434×293 HOLBEIN DRAWING INK ケント紙
本宿陣屋は、織田信長で有名な織田家の筆頭家老・柴田勝家の子孫・柴田勝門が、元禄9年(1696年)に旗本として本宿に陣屋を構えた事に始まります。その後、冨田元右衛門重庸が1700年代前半に柴田家家臣として初代本宿陣屋代官となり、以降代官職を世襲しました。
明治維新の際に代官職を離れ、1903年、十一代当主である冨田丈次郎が冨田医院を開業しました。
旧主屋は、文政十年(1827年)に上棟されたものです。この建物は2017年に岡崎市より歴史的風致形成建造物に指定されています。