社畜からの脱却
ペン画のプロになろう!毎日ペン画を描くようにしよう!と思い、実行しようとしましたが・・・。
連日4時間とか5時間とか残業していると、とても無理です。帰宅すると、とてもクタクタです。
そのため、今の会社を辞め違う会社に行こうと思いました。ただし学習塾業界にはもう戻るつもりはありません。
求人情報誌に記載されている求人は、大して変わらないと思い、当時父が勤務していた某メーカーの子会社を紹介してもらい、そこの常務と面接することになりました。父をはじめ、縁を繋いでくださった皆さん、ありがとうございました。
あっさりと決定
面接でいろいろと話をしましたが、趣味の話からペン画の話になり、もしかしたら武器になるかも、と思って持参したペン画作品を見せたところ、即採用となりました。
ペン画とは全く関係のないメーカーなんですが、これだけ絵が描けるなら、設計に入って図面を書く仕事がいいんじゃないか、という話になりました。後々、それが苦労の元ととなるんですが・・。
いつから来れる?と言われましたが、こんなにすぐに採用が決まるとは思っていなかったため、今の会社をまだ退職していません。とりあえず2ヶ月くらい猶予をもらって、その間に退職の手続きを済ませることにしました。
辞意伝達
そして会社に辞意を伝えました。外国人だらけのブラックな会社(今は違うと思いますが)としては、貴重な戦力がいなくなるのは大きな痛手です。強力な引き留め工作が始まりました。部長から、副社長から、社長から・・・
入社して半年少々でしたが、会社からの評価はかなり高いものでした。
最後まで引き留められましたが、次の仕事も決まっているということもあり、「この日までは頑張ります、その先はできません」と伝えました。
世間では、会社を辞めたいけど辞めさせてくれない、という例もあるそうですが、本人の希望を無視して無理やり引き止めることはできません。態度を曖昧にせず、はっきりさせることが大切です。
予定通り退職し、次の職場も決まり、めでたくペン画に毎日取り組むことができるようになりました。
転職とは
半年少々の勤務、なかなかこき使われた感もありましたが、自動車生産の仕組みを現場で実感をもって学ぶことができたのは、大変いい勉強でした。
かつては、1億総中流、年功序列、定年まで勤め上げるのが当たり前の常識、でした。転職は良くないものというイメージがついていましたが、幅広い知識・経験を身につけるためには、ひとつの業界だけでなく、複数の業界を経験するのも勉強になります。
何となくやる気出ないからやめる、では成長に繋がりません。自分のキャリアアップを目指して、必要な知識やスキルを身につけるために行う転職は、今や当たり前のものとなっています。
大変ですけどね。
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